売掛金とは何ですか?
売掛金(定義)
売掛金とは、事業者が顧客に掛売りで提供した物品やサービスの対価として、顧客が事業者に支払うべき金銭のことです。事業者は通常、請求書を発行して支払うべき金額を顧客に通知します。売掛金は1年以内に支払われる流動資産に分類されます。売掛債権がある場合は、掛売りを行ったものの、まだ代金を回収していないことを意味します。
会計上、売掛金は事業者が受け取る予定の金銭である(顧客に法的な支払い義務がある)ため、資産として貸借対照表に記録されます。顧客が債務を支払えなくなった場合(破産した場合)などは、売掛金を貸借対照表から除去する場合もあります。売掛金と売上高を比較することで、債権回収の制度上の問題点を把握できます。