なしくずし償却とは何ですか?
償却(定義)
償却とは、貸付金や無形固定資産の価値を一定の期間にわたって徐々に減少させていく会計処理を指します。言い換えれば、融資の返済や資産の費用配分を長期にわたって分散させる方法です。
会計上は、償却費として損益計算書の費用項目に計上され、利益から控除されます。無形資産に対する償却は、計算方法の面で減価償却と似ており、一般的には定額法が用いられます。定額法では、資産の耐用年数にわたり、毎期同じ金額が費用として計上されます。
なお、償却によって費用化された無形資産は、帳簿上で除却される時点で、通常は再販価値や残存価値を持ちません。