複式簿記とは何ですか?
複式簿記(定義)
複式簿記とは、簿記を左右に分けて記録する会計方式のことです。貸借対照表は「資産=負債+資本」という公式から成り立っており、それを一致させるために借方と貸方を使って取引を記載します。この式を使えば、資産は負債と資本の和と必ず等しくなるため、貸借対照表は常に一致することになります。
資産とは、事業者が所有しているもので、現金、機械、建物などを指します。負債は、事業者が他者に対して負っているもの全般で、買掛金や長期借入金などです。資本とは、所有者の持分のことで、出資額の合計に事業の利益(または損失)を加減したものです。