総勘定元帳とは何ですか?
総勘定元帳(定義)
事業のすべての財務取引を一元的に管理したい場合、総勘定元帳が最適です。総勘定元帳には、企業のすべての財務勘定が記録されており、そこから貸借対照表や損益計算書などの主要な財務諸表が作成されます。
この帳簿では、すべての取引が正確に記録され、「試算表」の作成を通じて帳簿全体の整合性(貸借の一致)を確認できます。総勘定元帳は、企業の財務報告の基盤となるものであり、あらゆる取引の履歴がここに集約されます。
記録される内容には、資産(固定資産および流動資産)、負債(未払費用や顧客預り金)、収益、利益、損失などが含まれます。また、普通株式、利益剰余金、自己株式といった資本もあわせて記録されます。